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2018.05.02

[MTレター012] 出現率

 

 

[MTレター012] 出現率

 

当メールは以前弊社スタッフと名刺及びメール交換させて頂いた方に送らせて
頂いております。配信停止をご希望の方は本メールの末尾のご案内をご確認
下さい。

 

▼ご挨拶

「中国の『芝麻信用』」

 

マーケティングテクノロジー藤井でございます。

 

今回は私がとても気になっている中国の『芝麻信用』のお話をさせて頂きます。

 

日本が中国にGDPを抜かれたのが2010年。

その時は話題になりましたが、その後あまり話題にならないまま着実に差を広げられています。

 

日本のGDPは約500兆円強、対して中国のGDPは1,300兆円弱、その差は2倍以上です。

 

実際に中国では新しいレンタル自転車サービス(モバイク)が流行っていたり、電動バイクが走っていたり、無人コンビニが増えていたり、非常に時代が進化している感じがします。

 

数年に一度中国に行く度に中国の著しい成長を感じますし、今や東京は上海に負けているのではと思うほどです。

 

そんな中国で今社会を変えつつあると言われているのが『芝麻信用』です。

『芝麻信用』日本語ではジーマ信用と読みます。

 

『芝麻信用』は中国のアリババグループ(ECサイト)の決済アプリサービス「アリペイ」が提供している「個人信用評価システム」です。

 

日本で言えばクレジットカードの個人信用評価が近いですが、内容の幅広さ、社会への影響度、評価スコアの使われ方など質・量ともに規模が全然違います。

 

中国は普段からスマホ決済での支払が基本で、多くの人がアリペイを利用して家賃や公共料金、年金などの支払をネット決済しており、今やアリペイは中国になくてはならないインフラとなっています。

 

そのアリペイが各個人のネット上の資産や取引状況、SNSでの交友関係などから個人の信用度合いをスコア化したものが『芝麻信用』です。

 

アリペイの支払履歴以外にもアリババのビッグデータを使い「身分の公開」「人との繋がり」「返済能力」「信用の歴史」「行動」の5つの要素から個人の評価を決めているようです。

 

具体的にはシェア自転車をきちんと返却したか、公共料金を毎月支払っているか、交通違反をしていないかなどなど、アプリに残るさまざまな履歴データを分析し、素行がよければ芝麻信用のアプリに自動的にポイントが加算されていくシステムです。

 

簡単に言えばよい行いをすれば信用評価が高くなり、悪い行いをすれば評価が下がります。

 

しかも今やアリババという一民間企業だけのサービスでなく、国と連携してデータを確認し個人の信用レベルをスコア化しています。

 

国と連携している亊で年金や納税、違反金の納付状況までスコアに反映されるとのことです。

 

そして評価されるだけでなく、芝麻信用のスコアに応じて特典を受けることができます。

 

中国ではデポジットが必要なサービスが多いのですが、レンタカー、ホテル宿泊、シェア自転車などデポジットが必要なところで信用評価スコアが高いユーザーはデポジットが不要になります。

 

さらには国と連携したことにより、北京空港のセキュリティチェック専用レーン通行権、シンガポールやルクセンブルグのビザ支給など魅力的な特典がリストに加わり、さらにこのシステムの人気が高まったようです。

 

逆に悪いことをするとスコアが下がるので、例えば無人コンビニでも正しくお金を支払うようになっているという社会全体のメリットがあります。

 

中国では今この『芝麻信用』のスコアが個人の信用度の物差しになりつつあり、大きく中国のビジネスのあり方、シェアリングエコノミーのあり方を変えているようです。

 

非常にいろいろ考えさせられる『芝麻信用』ですが、日本では抵抗感がある人が多そうな気がしますね。

 

中国ならではの事情や国民性があり受け入れられているこの『芝麻信用』ですが、果たして日本にもこのような個人の信用評価をスコア化するサービスが出てくるのでしょうか。

 

アリペイサイト
https://intl.alipay.com/ihome/index.html

 

(記:藤井 )

 

 

▼ギミックライブラリ

「ドラッグアンドドロップ」

 

担当の加藤響輝です。

 

今回は、テーブルの項目をドラッグし別のテーブルにドロップすることで、
項目を選択できるギミックをご紹介します。

 

流れといたしましては、以下になります。
①ドラッグ元の項目をドラッグする。
②ドロップ先のテーブルにドラッグ中の項目をドロップする。

 

下記リンクより動作のご確認がいただけます。

https://www.qnri.net/f/tech/rank_mte/q1.php

 

実際の使用例といたしましては、順位回答を直感的な操作で選択することができます。

 

項目がすでに埋まっているところに項目をドロップすると入れ替わります。
ご質問等ございましたら気軽にご連絡いただければ幸いです。

 

他にもこれがあったら~などご希望ございましたら、お気軽にメールマガジンのフッターにございます連絡先にお知らせください。

 

以上ギミックライブラリでした。

 

(記:加藤 )
 

 

▼コンジョイントQ&A

「コンジョイントで解決できる課題は?」

 

再びマーケティングテクノロジー藤井でございます。

 

「コンジョイント」は何となくわかるけど、では実際のところコンジョイントで解決できる課題は何か?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

 

解決できる課題はいろいろありますが、以下2点紹介させて頂きます。

 

1.「商品購入に大きく影響する要因は何か」を知ることができます。

 

コンジョイント分析では商品の各特徴についての好き嫌い、つまり購入や選択への影響度を表す数値(効用値)が得られます。

 

例えばスマホであればOSが大事なのか、サイズを重視しているのか、キャリアで選んでいるのか・・・?等が数値化されて商品購入の決定要因が明確になります。

 

要因を明確にすることにより商品開発や販売戦略で重要な機能等に注力することができます。

 

2.シミュレーションにより「どうすれば競合品より選ばれるか?」がわかります。

 

コンジョイントの目的の一つはシミュレーションです。

 

コンジョイント質問で用いた属性水準を利用して商品構成を組み上げ、実際の市場と同じように商品を並べてシェア比率を算出します。

 

自社商品の特徴を変えてみたり、値段を下げてみたりした時にどのような影響やシェア変化、カニバリ(自銘柄同士のシェアの共食い)が起こったりするのかを予測し、対策を打つことができるようになります。

 

コンジョイントは価格分析、価格の決定でも非常に強力なツールとなります。

 

その他コンジョイントならではの解決できる課題がありますので以下弊社サイトをご覧下さい。

 

https://m-te.com/task/

 

まだコンジョイントを実施されたことがない方もぜひ一度コンジョイントを体験してみて下さい。お待ちしております。

 

弊社コンジョイントサイト
https://m-te.com/conjoint-analysis-2/

 

(記:藤井 )

 

 

▼スタッフコラム
「出現率」

 

リサーチ業界ですとよく調査対象者の出現率というのが問題になることがあります。

特定の銘柄保有者などあまりいない人を探すというのはなかなか大変です。

 

リサーチのコストについても、どの程度出現するかによって結構変わってきたりします。

通常は、以下のようなデータを基に出現率を予測して算出することが多いのでしょうか?

 

1) 販売数データやネットの情報、過去の調査結果や資料、総務省等官公庁の統計情報
2) ネットリサーチ等で利用できる事前の出現率調査やスクリーニング調査
3) いくつかの事実や手がかりから概ねの数値を予測する(友人知人に聞くとか・・・)
4) 適当に予測する(ヤマ勘)・・・・(-_-;)

 

こんなところでしょうか。
マーケティングリサーチという身近なテーマの中でも人の出現状況を見極めるのは意外と難しいものです。

 

しかし、世の中には「地球外知的生命体」の出現数などということを考える人がいるのです。

 

1年以上前ですが、NASAが日本時間2017年2月23日の午前3時より緊急会見を開き、恒星「TRAPPIST-1(トラピスト1)」の系外惑星に生命が生存可能な「ハビタブル惑星」が3つあることを発表しました。これらの惑星の地表面には液体として水が存在する可能性があるとのことで、「地球外生命体」の存在の可能性に大いに沸いたそうです。

 

トラピスト1は、太陽系から約39光年の距離にある小さな赤色矮星です。
現在、7つの惑星が確認され、そのうち少なくとも6つは地球型惑星、つまり岩などの地表がある惑星と推定されているようです。こうした話題と常にセットになっているのは生命体は存在するのかという疑問です。

 

なんと、地球外知的生命体の出現を計算する方程式があるのです。
米国天文学者にフランク・ドレイクという人がいます。
この人が提唱するドレイク方程式というものです。

 

知的生命体の数Nとして、次の方程式で表されます。

N = R x fp x ne x fl x fi x fc x L

 

N : 銀河系内で電波を利用できる文明を持つ星の数
1) R : 年間に銀河系内に誕生する恒星の数
2) fp : その恒星が惑星を持つ確率
3) ne : その恒星が持つ、生命が発生可能な条件を持つ惑星の数
4) fl : その惑星で生命が存在する確率
5) fi : その生命が知的生命体に進化する確率
6) fc : その知的生命体が、電波による星間通信を行うまで進歩する確率
7) L : その文明の寿命

 

では、数値を代入してみます。

1) Rの銀河内の恒星誕生数は概ね年間10~20程度なので間を取って15くらいを入れます。
2) fpのその恒星の惑星を持つ確率は25~50%程度なので30%として、0.3を代入します。
3) neのその内の生命発生条件のある惑星数は1~2個で1を入れます。

 

ここまでは観測で概ね妥当な数値が分かっています。問題はこの後です。未知数ばっかりな感じです。

4) flは生命存在確率、これは難しい数字ですが0.2~1と結構開きがあるそうです。辛目に0.2にします。
5) fiの生命が知的になる確率、これは人類がいるということで大胆に1とします。
6) fcのさらに電波が使えるようになる確率もよくわかりませんが知的なら多分そうなるということで0.5半々とします。
7) L、電波が使える文明寿命。これが一番影響の大きいパラメタです。。。

 

7)Lの文明寿命は、我々の存在自体を参考にするしかないのですが、希望的に考えれば100万年と言いたいところですが、多くの学者が1万年ですら楽観的すぎると予測しています。ドイツのヘルツが1888年に電磁波を発見し、イタリアのマルコーニが無線機を発明したのが1895年、現在まで120年程しか経っていません。

 

米国UCLAの進化生物学者の有名なダイアモンド博士はマヤ文明等の消滅、温暖化や核兵器等の考察から人類は2050年くらいまでに滅亡するとなかなか悲観的な予測を立てています。うーん、これだと160年少々となってしまいます。

 

要は1万年はないかもしれないけど160年っていうのは寂しすぎるのでとりあえず1000年位にして計算してみます。

 

この場合 N=15*0.3*1*0.2*1*0.5*1000=450の知的生命体が、我々のいる天の川銀河の中にいるという予測になります。

 

ちなみに7)のLを先ほどの160年にすると72という数になります。

尚、ドレイクさん自身は1961年に、N=10*0.5*2*1*0.01*0.01*10,000=10と見積もったそうです。

 

我々の住む天の川銀河は、大きさが直径10万光年、恒星の数は2000~4000億個もありますので、知的生命体がいる星がこのくらいの数あってもまあ不思議ではないような気もします。

 

ドレイク方程式の値はパラメタによってはNが1未満という場合になることがあります。そうすると人類がいないことになって矛盾が発生してしまいます。つまり、大抵はNが1以上となるので、これが地球外生命体探査活動の根拠となるようです。

 

上記の式で、生命体の数がいくつになっても、宇宙はあまりにも広大すぎます。
地球から最も近い恒星がプロキシマケンタウリという星で、それでも4.2光年という途方もない遠方にあります。

 

人類が開発した最も速い探査機のニューホライズンズ(NASAが2006年に打ち上げた、人類初の冥王星を含む太陽系外縁天体の探査を行う無人探査機)の速度30km/sでも、ゆうに4万年以上もかかります。これでは我々の文明は滅んでいる可能性が高いので通信できません

 

▲ハッブル宇宙望遠鏡で撮影されたプロキシマ・ケンタウリ

 

現在「Breakthrough Starshot(ブレイクスルー・スターショット)」という計画が進められています。これは宇宙に打ち上げた超小型の宇宙探査機スターチップ(切手サイズ)に1辺が1メートルほどの極薄の帆を取り付け、そこに地上から強力なレーザー光を照射し、光速の20%にまで加速させ、数光年離れた惑星に到達させ写真を撮って地球へ送信させようというプランです。

 

先般お亡くなりになったホーキング博士やFacebookのザッカーバーグ氏も支援を表明しています。これであれば地球から4.37光年離れた場所にあるプロキシマケンタウリの近くの恒星アルファ・ケンタウリへ20年で到達させることが可能なようです。

 

但し、これを達成する技術は、まだ「ほとんど」実現されておらず、このプロジェクトに参画する研究者達は、技術開発に20年、アルファ・ケンタウリに到達するのに20年、収集したデータが地球に返送されるのは4年、今から44年かかると見ています。

 

生命がいるかもしれないトラピスト1のハビタブルゾーンに位置する惑星は、太陽系から約39光年なので、さらに10倍程の時間がかかってしまいます。

 

知的生命体が存在してもなかなかコミュニケーションを取るのは難しそうです。

(記:田村 )

 

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