2020.05.20 |
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一対比較法(サーストンやシェッフェ等)の結果はマインドシェアに変換できるのか?
一対比較法で得られる係数値は、ダミーコーディングしたデータの重回帰分析の偏回帰係数ですので、コンジョイント効用値と同様、EXP()を取ることでマインドシェア変換できます。
この値を使ってSOP(Share Of Preference)等のB.T.Luceの選択公理や1st Choice法等のモデルでマインドシェア・シミュレーションを行うことができます。
但し、CBC等の結果で得られる個人別の効用値ではなく、全体(Aggregate)モデルでの効用値となりますので、それなりにラフな予測となるでしょう。