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▼今月のコンテンツ
ご挨拶:AIキャラクターと暮らす日がくるのでしょうか?!
タレマ!:「夏」と聞いて思い浮かぶ有名人
コンジョイントQ&A:画像オーバーレイコンジョイント 結果例
スタッフコラム:「平均」というワナ – その数字、本当にそれを表していますか?
▼ご挨拶
「AIキャラクターと暮らす日がくるのでしょうか?!」
マーケティングテクノロジー藤井でございます。
本格的な夏本番の日々ですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
みなさまはどれ位AIを使っていますか?今やインターネットなしの生活が考えられないように、近い将来AIなしの生活は考えられなくなると思います。
ボストンコンサルティングの調査では日本での職場におけるAI(人工知能)の使用率は51%という結果が出ており、職場に限らない一般全体では30%程度とも言われています。
また株式会社電通の対話型AIの意識調査では、週に1回以上対話型AIを使用しているのは約20%という結果が出ています。
そんな中、対話型の枠を超えた、未来はこのような「AIキャラクター」がないのは考えられない生活になるのではないかと想像させる製品があります。
〇キャラクター召喚装置 Gatebox
Gateboxは、キャラクターと一緒に暮らすために開発されたキャラクター召喚装置です。
リアプロジェクション投影技術により、キャラクターをホログラムのように召喚し、カメラやマイクなどのセンサーによって音声でのコミュニケーションを楽しむことができます。
何はともあれ以下動画をご覧頂くのがいちばんかと思います。
https://youtu.be/nkcKaNqfykg
この製品は2023年3月からクラウドファンディングを開始しているので、本格的にAIが広がる前に販売され現在は通常発売は停止されています。
〇Gatebox Video
Gatebox Videoは、自分が創作したキャラクターをGateboxに召喚させることができるサービスで、自分で生成したキャラクターと会話を楽しむこともできるようです。
https://youtu.be/aVtCIHuVpyw
ChatGPTなどに悩みを相談する人も増えていると聞きますが、目の前にキャラクターがいるとより親密感も増しますよね。
そう遠くない将来に、一人一台(一体?)このようなAIキャラクターを持っている世界になりそうな気がします。

(記:藤井 )
▼タレマ!
「夏と聞いて思い浮かぶ有名人」
担当の小松です。
タレマ!とはタレントマーケティングの略で、毎回テーマを定め、テーマからどんな有名人を想像するかという調査を行い発表させていただきます。
また、他にも定例の質問といたしまして、最近CM等で目にした有名人を調査しており、そちらもまとめております。
「夏」と聞いてどんなタレントが思い浮かぶかを全国の15歳以上の男女5021人を対象に調査を行いました。
結果は下記の通り!です。
〇あのミュージシャンが首位!
「夏」と聞いて思い浮かぶ有名人について調査したところ、「TUBE」と答えた人が全体で1295人と最も多く、2位は「サザンオールスターズ」で558人でした。3位は「大谷翔平」173人でした。
参考までに前回の調査時は1位「TUBE」、2位「サザンオールスターズ」、3位「ゆず」でした。
〇前回に引き続きあのメジャーリーガーが首位!!
最近CM等で目にした有名人について調査したところ、「大谷翔平」が全体で1760人で首位となり、お~いお茶のCMで目にした人が最も多く529人でした。2位は「今田美桜」が308人でランクイン、タウンワークのCMで目にした人が最も多く67人でした。3位は「綾瀬はるか」が215人でランクインし、ユニクロのCMで目にした人が最も多く113人でした。

どちらの詳細も下記リンクよりご覧ください。
https://www.qnri.net/tke/MarketingT/tm/admin/dataH_202508.html
以上タレマ!でした。
(記:小松)
▼コンジョイントQ&A
「画像オーバーレイコンジョイント 結果例」
再びマーケティングテクノロジー藤井でございます。
前回は画像をレイヤーで重ねて表示する「画像オーバーレイコンジョイント(Graphic-Overlay Conjoint)」の調査概要をご紹介しましたので、今回は結果例をご紹介いたします。
「画像オーバーレイコンジョイント(Graphic-Overlay Conjoint)」も通常コンジョイント同様に重要度や効用値を算出できます。
〇レイヤー
弊社で実施した調査では「形状」「ロゴ」「カラー」「絵・コピー」の4つのレイヤーを提示しました。
【形状レイヤー】

【ロゴレイヤー】
【カラー背景レイヤー】
【絵・コピーレイヤー】
〇調査画面イメージ
回答者は提示画像を選択するのみですので回答負荷が極めて低くてすみます。
〇属性平均重要度
属性平均重要度とはその名の通り提示した属性のうち回答者にとって何が重要かを表した数値で、グラフ化すると以下になります。
今回の調査では「カラー」「形状」「絵・コピー」「ロゴ」の順番に重視されているという結果が出ました。
〇平均効用値
効用値とは提示した水準のうち回答者に何が好まれているかを表した数値で、グラフにすると以下の通りです。

最も重視されているカラーでは「白」が好まれているなどがわかります。
〇ランキング
パーツを組み合わせた合計効用値から全てのデザイン案を得点化し、ランキングして最も好まれる組み合わせが何かを算出することができます。

〇相乗効果(パーツ間の相性)
デザイン・コンジョイントでは、パーツ単体の効用値を単純に合算するのでなく、さらにパーツ間の組み合わせによって生まれる相乗効果(相性)を計測することもできます。
好まれる組み合わせ、好まれない組み合わせを明らかにすることで、パーツ同士のベストな組み合わせを見極めることができます。

コンジョイント分析の利点を生かしたデザイン・コンジョイントは、単にデザインの全体評価を捉えるだけでなく、デザインのどのパーツにどの程度魅かれて評価しているのか、各パーツが全体デザインの評価にどれだけ影響するのかまで明らかにします。
デザイン開発の方向性の策定にぜひご活用ください。
(記:藤井 )
▼スタッフコラム
「「平均」というワナ – その数字、本当にそれを表していますか?」
担当の田村です。
「平均○○」というフレーズ、私たちは毎日のように目にしています。平均年収、平均睡眠時間、平均歩数…。でも、果たしてその「平均」という数字は、あなたにとって意味のあるものでしょうか?
たとえば、厚生労働省の調査によると、日本人の1日あたりの平均歩数は約6,000歩前後。
しかしこれは全年齢を通した平均であり、20代の平均はおよそ8,000歩、60代以上は5,000歩程度という結果もあります。つまり、「平均」という数字はあくまで“ざっくりとした目安”に過ぎず、実際のライフスタイルや世代によっては、まったく当てはまらないこともあるのです。
同じように、「平均年収」や「平均貯蓄額」も一見わかりやすく見えますが、注意が必要です。総務省の家計調査では、40代の平均貯蓄額は900万円以上とされている一方で、中央値は約300万円。つまり、貯蓄額の高い一部の人が全体の平均を引き上げているため、多くの人の実態とは乖離してしまっているのです。このように、「平均」と「中央値」のギャップに注目することで、数字の“トリック”を見抜く力が身につきます。
さらに統計の世界では、「分布」や「ばらつき」といった概念も重要です。例えば、平均睡眠時間が「6時間」と発表されていても、それが「皆が6時間寝ている」という意味ではありません。実際には4時間しか寝られない人もいれば、8時間以上しっかり休んでいる人もいます。このようにデータの裏には、人それぞれの生活リズムや背景があることを忘れてはなりません。
また、「平均値」は社会全体の傾向を示すうえでとても有用な指標ではありますが、それが「自分にとって適切な目安」になるとは限りません。たとえば、体重やBMIの「平均」を意識しすぎるあまり、無理なダイエットに走る人が出てくることもあります。しかし、健康状態は身長や体質、筋肉量など様々な要素で決まるため、単純に「平均」と比べることに意味はない場合もあるのです。
つまり、私たちが統計データに接する際には、その数字の背景や文脈を意識することが大切なのです。ただ「平均○○」と見ただけで一喜一憂するのではなく、「この数字はどういった人たちを対象にしているのか」「自分の生活に当てはまるのか」と一歩踏み込んで考えることで、よりリアルな“数字の読み方”ができるようになります。
その他、
〇降水確率――“本当に”降る割合?
「降水確率40%」は、同じ気象条件の過去100回のうち40回雨が降ったという意味。 にもかかわらず「40%なら降らないかも?」と解釈する人が多数。数字の本来の定義を伝えることで、天気予報への信頼度がグッと上がります。
〇サンプル数の落とし穴――たった数十人で大々的に発表!?
新商品モニターやテレビ視聴率は、全国の何万世帯ではなく、ほんの数百~数千の“標本”を母集団に見立てて推測しています。 テレビ視聴率:モニター世帯約2,700世帯 アンケート調査:50人、100人の結果で「90%が満足」と言われても。。。十分な母数があるか、その偏りを見抜く目が必要です。
〇96%の法則――失敗率も見逃さない
ある企業が新システム導入後の生産性を調べたところ、「96%のユーザーが効果を実感!」と大々的に発表。 しかし、その96%の中には「ちょっと便利になった」と答えただけの人も含む“ゆるい評価基準”かもしれません。満足度調査を読む際は、設問や回答選択肢の具体性もチェックしましょう。
統計情報は、私たちに多くのヒントを与えてくれます。しかしその“ヒント”をどう解釈し活かすかは自分次第ということですね。
(記:田村)
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