コンジョイントの場合は相対評価となりますので、同一属性の水準●●⇒水準■■に変わったときの相対価値としての価格になります。

例えば、機能A⇒機能A’に変わったときに〇〇円という形です。

よって、各属性の中で効用値が最も低い水準等を基準として、その属性内の他の水準にした場合の相当金額差といことであれば可能です。計算としては単純ですのでエクセルですぐに計算可能です。但し、水準の絶対的な価格ではありません。
コンジョイントでは常に相対的な価値で話をします。
ご参考までに計算例を以下に貼付いたします。

算出方法としては、価格属性の各金額水準と各効用値を線形回帰し1効用値あたりの金額価値を求め、他の属性の特定の水準→同一属性中の他の水準の効用値の『差』に乗じます。「1効用値あたり金額価値 x 水準間の効用値レンジ」が金額価値となります。尚、1効用値あたりの金額価値等、1単位あたりの金額をWTP(Willingness-To-Pay)と呼んだりします。

価格価値の算出例 (Excel 14.8kb) (※Chromeの場合は右クリック「名前を付けてリンク先を保存…」でダウンロードできます）