2021.06.02 |
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インフルエンザはどこからくるの? [MTレター057]
当メールは以前弊社スタッフと名刺及びメール交換させて頂いた方に送らせて
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下さい。
▼今月のコンテンツ
ご挨拶:またPCR検査しました!無料でした!
タレマ!:お父さんで思い浮かぶタレントといえば
コンジョイントQ&A:CBCの問数や1画面中に呈示するカード数はどのように考えればよいでしょうか?
スタッフコラム:インフルエンザはどこからくるの?
▼ご挨拶
「またPCR検査しました!無料でした!」
マーケティングテクノロジー藤井でございます。
東京は梅雨入り宣言が出ないながらも雨がちな毎日ですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日羽田空港に遊びに行ったら「新型コロナウイルスモニタリング検査実施中」とあり、この1年の間にPCRと抗原両方で数回検査していますが、最近検査してないし無料だしということでお願いしました。
のぼりには「内閣官房×東京都」とありましたが、係の方に伺ったら「内閣官房」が実施しているとのことでした。
確か日曜日の午後だったと記憶していますが、場所が悪かったのか閑散としておりあまり人もいませんでした。みなさまあまり検査には関心がないのでしょうか?
まずはこのコーナーでスマホにアプリをインストールし会員登録します。
会員登録が終わった後に検査キット一式を頂きました。
この場は以上で終わりですが、係の方の説明、アプリの登録などで15分~20分かかりました。
単にキットを配布するだけだとアプリ登録や検体の郵送をしない人が出るかもしれないということでその場でアプリ登録させるのだと思いますが、時間に余裕がないと難しい気がします。
この検査は自宅で検体(唾液)を取りその検体を郵便局に持っていき発送する流れになっているためキットの中には郵便局の伝票(着払い)も入っており、全て無料で完結します。
自宅にキットを持ち帰り検体採取したのですが、これまでの検査よりも簡単に採取できるような容器になっており、細かい点ながら進化しているのを感じました。
送る検体を袋に入れる動画サイトもありなかなかの親切設計です。
発送して2~3日したらアプリから通知がきて、今回も無事陰性でした!
まだしばらく一般人はワクチン接種できなさそうですし、感染が気になる方は無料で気軽に検査できると安心だと思うのですが、あくまでもモニタリング検査という位置づけで、定期的に実施しているわけではなさそうなのが残念です・・・。
(記:藤井 )
▼タレマ!
「お父さんで思い浮かぶタレントといえば」
担当の小松です。
タレマ!とはタレントマーケティングの略で、毎回テーマを定め、テーマからどんな有名人を想像するかという調査を行い発表させていただきます。
また、他にも定例の質問といたしまして、最近CM等で目にした有名人を調査しており、そちらもまとめております。
お父さんと聞いてどんなタレントが思い浮かぶかを全国の15歳以上の男女5005人を対象に調査を行いました。
結果は下記の通り!です。
〇あの人気CMに出演のお父さんが首位!
「お父さんといえば」で思い浮かぶ有名人について調査したところ、「ソフトバンクの犬」と答えた人が全体で231人と最も多く、2位は「高橋英樹」で195人でした。3位は「所ジョージ」(184人)でした。
参考までに前回の調査時は1位「高橋英樹」、2位「木村拓哉」、3位「所ジョージ」でした。
〇最近海外で大活躍の有名野球選手が首位!!
最近CM等で目にした有名人について調査したところ、「大谷翔平」が全体で485人で首位となり、アクエリアスのCMで目にした人が最も多く76人でした。2位は「綾瀬はるか」が445人でランクイン、ユニクロのCMで目にした人が最も多く109人でした。3位は「石原さとみ」が218人でランクインし、金麦のCMで目にした人が最も多く59人でした。
どちらの詳細も下記リンクよりご覧ください。
https://www.qnri.net/kt/MarketingT/tm/admin/dataH_202106.html
以上タレマ!でした。
(記:小松)
▼コンジョイントQ&A
「CBCの問数や1画面中に呈示するカード数はどのように考えればよいでしょうか?」
再びマーケティングテクノロジー藤井でございます。
時々クライアントからCBCの問数や1画面中に呈示するカード数をどう決めればいいのかというご質問を頂くことがあります。
CBCの場合、サンプル数と水準数、問数(試行数)のバランスにより水準呈示数とその各水準の均衡呈示(直交性)を維持しようとします。
CBCは全体効用モデル(Aggregate model)と呼ばれ、基本的にはサンプル全体で効用値を考えます。
しかしながらCBCではさらに階層ベイズによる推定で個人ごとの効用値を推定することが可能で、通常は階層ベイズ解析を行い個人ごとの効用値を算出します。
従いまして、CBCでは1人ごとの問数、カード呈示数は元より、全サンプルでの各水準の露出度を確認し設計する必要があります。
CBCの問数、水準数、サンプル数は以下の式を目安としてそれぞれを調整します。但し、あくまでも目安ですので厳密にお考えいただく必要はありません。
※属性数は以下の式に含まれませんので影響しません。
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n=サンプル数
t=質問数(試行数)(15問以下推奨)
a=1画面中の呈示カード数(通常4~5)
c=最大水準数(各属性中で最も多くの水準を持つ属性の水準数)
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n x t x a ÷ c >1,000となるように調整します。
できれば
n x t x a ÷ c >2,000~3,000以上の方が理想的です。
また、同時にnを外した
t x a ÷ c > 3以上(最低2以上)
が成り立つようにします。
仮に例えば以下のような設計を想定しているとします。
———————————-
サンプル数 n=500
質問数=10
1画面中の呈示カード数=4
最大水準数=8
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この場合、500 x 10 x 4 / 8 =2,500 また10 x 4 / 8 = 5となりますので設計的には問題ありません。
サンプル予定数が少ない場合は、質問数を増やす、呈示カード数を増やす、水準数をできるだけ減らす等の必要がありますのでご注意ください。
弊社コンジョイントサイト
https://m-te.com/mte/conjoint-analysis-2/
▼スタッフコラム
「インフルエンザはどこからくるの?」
担当の田村です。
インフルエンザは今まで毎年猛威を振るってきましたが、ここ1年半ほどは新型コロナウイルスでほぼ忘れ去られているという現状です。
やはりマスク・手洗い・うがい・密回避の威力はインフルエンザを完全に封じ込めてしまっています。
そんなインフルエンザの原因はインフルエンザウイルスです。このウイルスも毎年変異してたくさんの亜種に分かれているそうです。こちらも予防接種を作ることは可能ですが、過去傾向から次に流行るタイプを予想して対策していくことはなかなか難しいようです。
インフルエンザも空気感染ですので、密な場所が感染のポイントになります。都市型です。そしてインフルエンザは夏はほとんど発生せず、主に冬が中心です。
インフルエンザウイルスは、普段はシベリアやカナダの北等で凍りついた沼や湖の中に潜んでいるそうです。
それが春になり渡り鳥の鴨やガン等の水鳥が繁殖のために帰ってくると、インフルエンザウイルスは鳥達の体内の腸管に入り、腸管内で増殖します。
渡り鳥は年に2度、こうした繁殖地と越冬地の移動で糞とともにウイルスを撒き散らします。つまり渡り鳥がインフルエンザウイルスを媒介しているのです。
渡り鳥自体は長い年月をかけウイルスと共生してきたため、今日ではこの宿主が発病することはないそうです。病原菌の方が強すぎると宿主も殺してしまい全滅となるので、毒性はそこまで強くないというところもポイントのようです。
さて鳥に撒き散らかされたウイルスは、次に豚に感染します。豚が重要な役割をしているそうです。豚の呼吸器官は多くのウイルスが感染できる構造だそうで、まさにウイルス製造工場のような役割を果たしています。ここで人に感染する流れができるのです。
鳥⇒豚⇒人の流れですが、世界的な流行の起源と考えられているのが中国の南部と言われています。
中国の南部ではアヒルやガチョウが豚とともに飼われることが多く、家畜化されたアヒル等は容易に豚で増殖されたウイルスに感染するそうです。鳥⇒豚⇒人に加えて鳥⇒豚⇒ガチョウ⇒人もある訳ですね。
インフルエンザは人類を最も殺した病気ですが、過去100年間に発生したインフルエンザの多くは、中国南部に起源があったと考えられています。
人類は食物連鎖の最上位にいてほぼ無敵ですが、唯一の天敵ともいえるのがウイルスだそうです。ウイルスに対しては都度、人間は免疫を獲得して対抗します。しかし、さらにその上の新型のウイルスがやってくるとまた免疫獲得と、長い戦いを続けています。人類を滅ぼすのはAIかウイルスか等という話も聞きます。
ただ、ウイルスは悪いことばかりでもないようです。最近の研究では胎児がお母さんのお腹に宿ったときにウイルスによって守られているのがわかってきたそうです。
胎児の遺伝形質の半分は父親由来のため、母親の免疫系にとっては異質なものとなります。母親の免疫反応により本来は生きていけないはずですがそんなことは起こりません。
この理由は長いこと謎だったそうです。
哺乳類の胎盤から大量のウイルスが発見され、この細胞膜は体内にいるウイルスによって作られたことがわかったそうです。つまりウイルスが人間を含む哺乳類の生命を守っていることになります。
新型コロナウイルスもワクチンが作られ、新しい種類の変異種が現れ、またそれに対してワクチンや薬が作られる。このような戦いは形を変えずっと続いていきそうです。
参考)石弘之著『感染症の世界史』
(記:田村)
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