2020.04.28 |
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レトルトカレーに関するプライシング調査 [MTレター036]
2020年2月に20~69歳の611名を対象に、「レトルトカレー」をテーマとして自主企画のプライシング調査を実施しました。
調査手法
BPTO(Brand Price Trade Off)
コンジョイント調査の一種で、商品と価格のトレードオフを計量する手法です。
BPTOでは「自社や競合の商品が変更になったり、値上げや値下 げをしたときに、どのくらい販売量やシェアが変化するのか、つまりどのくらいの利益が出るのか?」をシミュレートできます。
結果サマリー
〇人気ブランドランキングは以下の通りでした。
1位「カリー屋カレー」2位「ボンカレー」3位「銀座カリー」
※平均部分効用値:各ブランドがどの程度人気があるかの指標
人気3位の「銀座カリー」にフォーカスしてみたところ・・・
〇「銀座カリー」の現在価格「173円」を「158円」にしてシェア・シミュレーションしてみたところ、シェアが「16.6%」から「18.7%」に!
〇「銀座カリー」で最大の売り上げを出すには、販売価格「158円」であることがわかりました!
BPTOでは以下が明らかになります。
» 価格変動: 自社の値上げ、値下げ、競合の値上げ、値下げでの販売量変化
» 商品変更: 自社競合のパッケージや機能変更・付加の売上影響
» 商品価値: 平均的な商品像からの価格価値
» 売上指数: 最も売り上げ(利益)が出る価格は?
BPTOは飲料や食料品、洗剤等の日用品だけではなく、衣食住遊に関する全ての商材やサービスのジャンルをカバーします。
どんな業種にもあてはまると思いますのでぜひお気軽にご相談ください!