2020.05.29 |
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水準の間、つまり 100円と200円の間の150円等当初の水準にない値をシミュレーションの商品スペックに指定することはできるのでしょうか?
価格や燃費、航続距離等の数値水準については数量とみなすことが可能です。
その場合、当初水準の間に入る数量については、既知の直近2点間水準からの線形回帰によりシミュレータ内で効用値を求めシミュレーションを行うことになります。(Interpolation=内挿と呼ぶ処理になります)
※ご注意としては、今回の場合、価格では100円~500円を最小~最大の範囲とした水準設定の場合、、指定がこの範囲内であれば概ね正確に内挿指定が可能ですが、これ以外の範囲の100円未満や500円(設定した水準はKnown points言われる)を超えての指定は、Extrapolation=外挿となり不正確となります。
尚、価格属性等、人により基本的に好みの方向がバラつかない(安い方が良いと規定できる)属性を線形的属性として内挿入、外挿を適用しますが、ブランド等、人により好みにバラつきがあるものは離散的属性として、上記のような水準間を補完的に推計することは通常しません。