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MTレター
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2019.08.15

[MTレター027] MTのコンジョイントをはじめからていねいに パート2

当メールは以前弊社スタッフと名刺及びメール交換させて頂いた方に送らせて頂いております。
配信停止をご希望の方は本メールの末尾のご案内をご確認下さい。

▼今月のコンテンツ

ご挨拶:5GとIoTとフォグコンピューティング
タレマ!:夏といえば・・・?
コンジョイントQ&A:属性って何?
スタッフコラム:色々な心理効果について


▼ご挨拶
5GとIoTとフォグコンピューティング」

マーケティングテクノロジー藤井でございます。

毎日暑い日が続きますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

最近「5G」という単語をよく耳にするかと思います。ついこの間まで「今度のスマホは4G対応」などと言っていたのに、もはや世代交代の波が・・・。

〇5G

「5G」は「5th Generation」の略で、携帯電話の通信規格が「第5世代」という意味です。

技術の進歩と共に通信の役割も変化しており、様々なニーズに応えるために世代交代を繰り返し「第5世代」まできています。

概念としては「超高速」「大容量」「低遅延」「多接続」「高信頼」を実現すべく開発されているのですが、具体的なニーズとしては「IoT」に対応する必要に迫られているからと言えるのではないでしょうか。

〇IoT

「IoT」も最近よく聞きますが、「Internt of Things」の略で「モノのインターネット」、その名の通りモノがインターネットにつながっている仕組みのことです。

例えば「ルンバ」。ルンバを購入した時にインターネットに接続する設定を行えば、自宅にある「ルンバ」を外出先からスマホで動かすことができるようになります。これは「ルンバ」がインターネットにつながっており、「ルンバ」自体が「IoT」に対応しているからです。

これから「IoT」対応のモノはどんどん増えていくでしょうし、中でも「自動運転車」が「IoT」の本命と言えるのではないでしょうか。

自動運転システムのセンサーを搭載した自動車は「走る」「回る」「止まる」などの動作を自動で行う必要があります。

人が運転して指令を出すわけではないので、全て「IoT」である自動車が自立して判断を行います。

その際に遠隔地にあるデータセンターに情報を送り、そこから解析結果が自動運転車に戻ってくるのを待つという流れになるわけですが、その場合に2つ問題があるようです。

1点目は、遠隔地にあるデータセンターに情報を送り、そこから解析結果が自動運転車に戻ってくるのを待っていると、かなりの遅延(レイテンシー)が発生してしまうこと。

2点目は、「IoT」が進んでいくとデバイスの数がものすごい数に増えていくことで、現在のインターネットシステムでは対応しきれないのではと言われています。

そこでこの2つの問題をクリアするために「フォグコンピューティング」が注目されています。

〇フォグコンピューティング

「フォグコンピューティング」という概念はシスコシステムズが提唱し、2015年に同社及びARM、Dell、Intel、Microsoft、Princeton大学により発足したOpenFogコンソーシアムが規格の標準化等を進めています。

データの処理を行う場所を分散して「IoT」のデバイス(機器)に近いところに広げていこうというのがフォグコンピューティングの考え方です。

クラウドは雲ですのではるか遠くに存在するものですが、フォグ(霧)は生活の近くにもやもやと存在するところから名付けられたのでしょうか。

クラウドのデータセンターは大都市から遠く離れていることが多く、データの送受信にどうしても遅延(レイテンシー)が発生してしまいます。

そこでフォグコンピューティングではデータセンターのように何万台というサーバを遠くに設置するのではなく、数台程度のサーバを携帯電話の基地局やオフィスなどに網羅的に設置していくことにより、遅延(レイテンシー)を防ごうとしています。

現在の4Gは基地局とデバイスの間の遅延がおおむね50ミリ秒ぐらいあるそうです。

自動運転車で考えた場合、時速100キロで走っている自動運転車を通信で制御しようとすると、クラウドから「停止」という指示を出してから実際に自動運転車が止まり始めるまで、50ミリ秒の遅延があるとその間に車は1メートル以上進んでしまうことになり、自動運転車の前に歩行者がいる場合にはかなり危険です。

これが5Gになると、1ミリ秒以下にまで遅延を減らすことができ、自動運転車は数センチぐらいの距離しか進みません。

ソフトバンクの実証実験では、時速50~90kmで走行するトラックと基地局の間で信号の送受信を行い、上り・下りのどちらでも0.58ミリ秒を実現したそうです。

この低遅延によって自動運転車などのリアルタイム性を要求されるデバイスでも通信制御できるようになり、自動運転車の実用性が高まることになるようです。

ついこの間「クラウドってすごい!」と言っていたのに、もはや次の概念(技術)が出ているなんて、ほんと人類のあくなき探求心に感心してしまいます!

フォグコンピューティング
https://it.impressbm.co.jp/articles/-/15954


(記:藤井 )

▼タレマ!
「夏といえば・・・?」


担当の武江です。

タレマ!とはタレントマーケティングの略で、毎回テーマを定め、テーマからどんな有名人を想像するかという調査を行い発表させていただきます。

また、他にも定例の質問といたしまして、最近CM等で目にした有名人を調査しており、そちらもまとめております。

今月は夏といえば・・・?ということでどんな有名人を想像するかを全国の15歳以上の男女5004人を対象に調査を行いました。

結果は下記の通り!です。

昨年に引き続き、あの大物ミュージシャンが首位に!

夏といえば、でイメージされる有名人について調査したところ、ミュージシャンの「TUBE」と答えた人が2076人で1位でした。2位には同じくミュージシャンの「サザンオールスターズ」(928人)、3位には「松岡修造」(114人)がランクインしました。

参考までに昨年の調査時は1位「TUBE」、2位「サザンオールスターズ」、3位「加山雄三」でした。

段違いで人気が高いあのグループがまたも首位!

最近CM等で目にした有名人について調査したところ、「嵐」が全体で783人で首位となり、JALのCMで目にした方が最も多く148人となっています。2位には闇営業問題で情報番組等で数多く取り上げられている「宮迫博之」がランクインしました。全体では450人で、アフラックのCMや、最近のニュースなどで目にした人が多くなっています。3位には「イチロー」が365人でランクインし、ユンケルのCMで目にした人が最も多く98人でした。



どちらの詳細も下記リンクよりご覧ください。
https://www.qnri.net/kt/MarketingT/tm/admin/dataH_201908.php

以上タレマ!でした。

(記:武江)

▼コンジョイントQ&A 
属性って何?」

再びマーケティングテクノロジー藤井でございます。

「そもそもコンジョイントって何?」シリーズ2回目の今回は、「属性とは何か」のお話をさせて頂きます。

コンジョイント調査を実施する際に、分析の対象としたい商品の構成要素を決める必要があります。その商品の構成要素のことを「属性(Attribute)」と呼びます。

先日弊社で実施した機能性チョコレートに関する調査で説明させて頂きます。

〇属性水準表

上記属性水準表では、形状・カカオ含有量・苦味・機能・価格が「属性」に該当します(赤丸箇所)。

機能性チョコレートを構成する要素は他にもありますが、調査目的に合致している属性を選択する必要があります。

弊社の調査目的は「カカオ含有量と理想的な機能の組み合わせ 」「機能性チョコレートの受容価格」でしたので、「カカオ含有量・機能・価格」を中心に属性を決めていきました。

例えば調査目的が「パッケージをどうリニューアルするか」であれば、属性はパッケージの色、ロゴ、画像などになるかと思いますので、調査目的に合わせて必要な属性が何かを決めましょう。

〇調査結果「属性平均重要度」


調査結果は上記の通りです。「属性平均重要度」と呼びますが、提示した属性のうち回答者にとって何が重要かを表したグラフです。

最も重視されているのは「カカオ含有量(22.1)」、その後は順番に「価格(21.0)」「機能(20.4)」「苦味(20.2)」「形状(16.2)」という結果となりました。

各属性のポイントを合計すると100%になり、商品の構成要素「属性」の重視度が比率で算出されます。

「そもそもコンジョイントって何?」シリーズ、次回は「水準って何?」をお届け予定です!


弊社コンジョイントサイト 
https://m-te.com/conjoint-analysis-2/

(記:藤井 )


▼スタッフコラム
「色々な心理効果について」

マーケティングリサーチのシーンでも、アンケート質問の順番や並びを考慮する「順序効果」等、心理面までケアすることは有効なリサーチ結果を得る上でなかなか大切なことです。

こうしたアンケート等とは直接関係ないかもしれませんが、いくつかの心理効果について目にする機会がありましたのでご紹介いたします。

〇単純接触効果(ザイアンスの法則)

人や物に何度も接することで、次第に警戒心が薄れて、その人や物に対して好意を抱く効果を指します。ザイアンスという人によって生み出されたものがその由来です。

単純接触効果は、繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果です。何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってきます。

例えば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていくことがあります。これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が誤って蓄積されるということです。

また、単純接触効果は、相手に対する好き嫌いといった感情が湧いてくる手前の段階で役立つものです。相手のことがもともと嫌いであれば、接触回数を仮に増やしたとしても好感度というのは上がることはありません。

第一印象などの早い段階において嫌悪感を抱いてしまうと、単純接触効果は逆効果になっていきます。電話営業等で嫌悪感を抱いてしまった場合、何度も電話をかけると、迷惑電話という扱いになってしまいます。

〇ハロー効果

心理的効果の一つです。

ハローは、絵画で聖人の後ろに描かれる「後光」のことです。人が評価をするとき、目立ちやすい特徴によって評価が変わるという効果です。

例として、ある人が難関大学卒であった場合、その人が学力においてだけでなく、人格的にも優れていると思い込んでしまうケースが挙げられます。高学歴=仕事ができるはず、という先入観が発生するという訳です。

また、有名人やタレントを通じたCMや広告がその商品やサービスを実際に使ったりしたことがないにもかかわらず良いイメージを与える。それによって購入意欲を刺激したり、購入したりすることです。

いっぽう、CMに起用されたタレントが不祥事を起こしたりすると、商品自体に何の不満も覚えていなかったにもかかわらず購入意欲が削がれたりする等です。イメージに合わせた特徴とともにアピールすることで、ハロー効果は強くなると言えます。

〇バーナム効果

誰にでも当てはまることを言われ、それが自分にだけ当てはまっていると勘違いをしてしまう現象です。占い師や営業マンが「バーナム効果」を上手く利用していると、よく言われています。

血液型診断もバーナム効果を利用しています。ビジネスでの活用は、占い同様というと若干怪しい感じもしますが、「〇〇でお悩みではありませんか?」という切込み方になるでしょうか。

例えば「セキュリティでお悩みでは?」「セキュリティ対策は日進月歩、対策もイタチごっこですよね?」・・・大抵は誰にでも当てはまる質問で、かつ「はい」としか言えません。

こうした質問をしていくと、人は自動的に受け入れるエモーションになっていくと言われています。

〇リンゲルマン効果

社会的手抜きと言われています。大勢で作業する時に、ちょっと力を抜いてしまう。共同作業にありがちな「誰かがやるだろう!」という感情です。

綱引きの場合、綱を2人で引くと1人の時の約93%、3人:85%、4人:77%、5人:70%、6人:63%、7人:56%、8人:49%となるそうです。実に半分以下になる場合もあるのですね。

ところが、綱引きのプロである綱引き連盟の人たちでは、同様に1人→3人→5人と試してみても、一人あたりの力は全く低下しないそうです。集団だからといって、必ずしも社会的手抜きが起こるわけではないということです。

綱引きの素人であるボディビルダーのチームにチアガールを付けて、「応援」したそうです。そうすると社会的手抜きが消え一人の時のパフォーマンスが戻ったそうです。

バカみたいな話ですが、「応援」効果があるのですね。単に応援というより「誰かに見られている」というマインドがリンゲルマン効果を打ち消すのに有効ということです。

〇部分強化効果

「パチンコや競馬は、たまに当たるからハマってしまう」という現象です。

ハトを使った実験で「スキナーの箱実験」というのがあります。何羽かの鳩をAとBにグループ分けします。カゴにスイッチ付けます。

Aのグループの鳩には、スイッチを押すと「必ず」餌が出てくるようにしました。Bのグループの鳩には、スイッチを押すと「たまに」餌が出るようにしました。

するとAの鳩はお腹が空くと、スイッチを押し、餌を食べました。これに対しBの鳩は一日中スイッチを押し続け、とりつかれたように続けました。

これは、部分強化効果と言われる現象です。部分強化を応用としては、「褒めるのを時々にする」等が当てはまります。「時々の賞賛」でやる気や好意に繋がります。

〇カクテルパーティー効果

たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができることです。これをカクテルパーティー効果と言います。

パーティーのように、たくさんの人がそれぞれに話していても、自分が興味のある会話、自分の名前などは、自然と耳に入ってくるということです。

このように、人間は音を処理して必要な情報だけを選別していると考えられます。カクテルパーティー効果は、上記の通り、元々興味を持っていないと気に留めてもらえません。カクテルパーティ効果を活用するためには、「これは自分に関係している商品なのだ」と感じてもらう必要があります。

これにはターゲットを明確に定義することが有効と言えます。「割引キャンペーン中」「50名様限定」といった売り文句は、「既に」その商品に興味がある人には有効ですが、まだその商品に興味を持っていない人には刺さりません。「 キャンペーン 」「限定」という言葉だけでは自分に関係があることと感じられないからです。

このようなキーワードを、例えば「都内にお住まいの方キャンペーン」や「この春、新社会人50名様限定」等と絞り込むことで、つまりターゲットを限定して伝えることで効果が期待できます。

マーケティング、またマーケティングリサーチの分野、そして様々なビジネスシーンでも、こうした心理効果を理解し活用して行きたいものです。

(記:田村)



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