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価格水準の決め方

できれば価格などのリニア(直線的)な水準は価格幅は均等の方が望ましいです。

理由1

価格ポイントが均等な方が解釈時にわかりやすい(価格の効用値急落点等がわかりやすい)。

理由2

被験者が価格が大きく上がった/下がったと感じるためか、その価格水準の効用が大きく落ちることが発生することがあるようです。(実際より効用値の出方がゆがむことがある)

 

しかし、経験則では価格水準の変化が大きい場合のみそうした傾向があるだけで、常にそのようになる訳でもないですし、その差はさほど大きくないようです。

時には実態価格を使いたい場合もあり、その方がより市場を模しているとも考えられるため、その際には実態価格を元にした水準にしてもよいと思います。

 

補足ですが、多水準効果(Multi-level Effet)として、一定価格レンジ内の価格の刻み数を多くする(7~8水準以上)と価格の重要度がいたずらに上昇することがあるとも言われています。

5~6水準が理想的なようです。

 

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