2020.06.01 |
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属性重要度は、各属性の効用値の最大最小の落差が大きいと高くなると思っていますが、属性重要度は高いのに、平均効用値の落差があまりないのはなぜですか?
それは、その属性は重視しているが、水準は人によって好みの差があるということになります。
各人で好みの方向、つまり好みの水準が異なるため、平均にすると効用値は打消しあってしまうということです。
極端な例としては、ある人はAが好きで効用値10点でBは嫌いで-10点、一方別の人は逆にBは好きで10点だがAは嫌いで-10点。この場合、平均するとAの効用値はゼロ、Bもゼロとなり落差はなくなります。
簡単な例で説明すると以下の通りです。
平均属性重要度と平均効用値の関係について (pdf 416kb)